消防用設備のオブジェ化

第1回消防用設備士サミット2024に行ってきました。

千葉県松戸市から名古屋まで行って参りました~。
開業したばかりですからね、当然、「高速バス」で行ってまいりました。
来年は新幹線に乗れるようになっていればいいなと思います。
さて、こちらのイベント「消防設備士サミット」という名前ではありますが、消防設備士の方々だけでなく、消防職員の方や防災業者様といった消防関係者の方が参加しており、大いに盛り上がっていました。
様々な講演があり、今後の消防設備に関する情報発信の仕方や、消防設備業界の未来について、さらには消防用設備に関する法改正の動き等々、広範にわたる内容の講演がありましたので、消防分野に特化した行政書士としては学びが多い一日となりました。

そんな講演の中で、特に印象に残ったコトバがこちら。

「消防用設備のオブジェ化」

これ、どういうことかというと、消防用設備って日頃ほとんど使わないので、オブジェとして置物と化していませんか?という問題を一言で表しております。
思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
消火器どこに置いたっけな…。
あの赤いランプが点いてる「消火栓」って書いてあるでっかい箱は何なんだろう…。
あそこに避難器具って書いてある箱あるけど、そういえばこれどうやって使うの?
これがオブジェ化です。
これではいざという時に初期消火をしたり、適切に避難したりすることが出来ません。
今回のイベントに参加させていただいたことで、改めてこの消防用設備のオブジェ化問題はどうにかしたいと思いました。
とはいえ、私には消防用設備を設置することはできず、立入検査を行うこともできません。
しかし、行政書士という資格と元消防査察専門員という経験がありますので、これを活かして多くの人に消防用設備の大切さを認識してもらう活動はできます。
そのための第1歩として、今これを書いているわけです。
もし、奇跡的にこちらの記事を読んでいる方がいれば、折角なので自分の勤務する建物やよく行く場所が「消防用設備のオブジェ化」になっていないか、意識してみてください。
それではまた!